全4回:2021年12月16日(木)~2022年3月18日(金)
現在の経済システムをはじめとした人間同士の関係性、人間と動物との関係性の限界が現れ始めつつあります。これからの社会、人生100年社会に向けて神野直彦教授が提唱されている「分かち合いの社会」がますます重要になると考えています。
また、人生100年社会を「学びの社会」という言葉を手がかかりに構想すると、「人間が長きにわたって成長し続けられる社会」と考えられます。
当講座では、「人生100年学び社会~新しき社会ヴィジョンを求めて」をテーマに、神野教授とゲストとの対話(=dialogue)から深堀りしていきます。各回のテーマに沿った分野のゲストをお招きします。
講座終了後はオン・オフライン懇談会を毎回設け、神野教授、ゲスト、受講生の談話タイムとし、お互いの交流を図ります。
講座形式
参加型講義(オンラインor会場参加。講義+講師陣との懇談会)
※会場でのご参加は定員15名までといたします
※会場:東京都港区南麻布 5-2-32 興和広尾ビル2F 100年財団事務所
受講料:全4回
- 関係者・会員: 18,000円/全4回
- 非会員 : 30,000円/全4回
*全講座見逃し配信あり
講座の概要と日程
・前半:神野直彦教授とゲストの対談(60分)
・後半:参加者を含めた対話・雑談(40分)
講義テーマ
第1回:2021/12/16(木)15:00~17:00「学びの社会」をスウェーデンに学ぶ
対談ゲスト:森浩太郎様(GPIF審議役(元在スウェーデン日本国大使館書記官))
スウェーデンでは、ポスト・コロナ社会として「人生の再調整をする可能性」を高める「強い社会」を目指すと掲げている。スウェーデンの「誰でもいつでもどこでもただで」を原則にした「学びの社会」から「新しい社会ヴィジョン」を学びとろうと考えている。
第2回:2022/1/20(木)15:00~17:00人間主体の経済を創る
対談ゲスト:松山健士様(経済社会システム総合研究所理事長(元内閣府事務次官))
有形資産で有形財を造る経済から、無形財を無形資産で作る経済へと転換する転換期に、人間の人間的能力を開化させていく人間主体の経済を構想する。
第3回:2022/2/24(木)15:00~17:00社会的セーフティネットを再創造する
対談ゲスト:迫田朋子様(元NHK解説委員/文化・福祉番組部エグゼクティブディレクター)
自然環境とともに社会環境が破壊されていく現状のもとで、人間の生活困窮の実態を把握し、フォーマルだけではなくインフォーマルを含めて社会的セーフティネットを新しき社会を支えるためにどのように構想するかを考える。
第4回:2022/3/18(金)15:00~17:00「より人間的な社会」へのヴィジョンを作る
対談ゲスト:月尾嘉男様(東京大学名誉教授)
新しき社会ヴィジョンとして、どのような産業構造を創出し、それをどのような財政制度が支えて、教育・福祉を整理するか、さらに新しき社会の創出過程が、自然環境や社会環境の破壊を克服していくようにするにはどうすればよいかを議論する。
申込方法(いずれかの方法からお申込みください):
Peatixにてお申込み:
事務局に直接お申込み:
申込メール:info@100design.or.jp 担当:松﨑・小椋
- 参加者名:
- 参加方法:①会場・②WEB
- 連絡先(メールアドレス・電話番号):
- 所属先・役職等:
※申込期限:2021年12月10日(金)まで