昨年は「より良く生きるためには」、「関係性を作っていくためには」という問いに対し、全体環境やジャンルにフォーカスをあてて「なりうる人間社会のあり方」を見て、ver.1.0としました。人生100年社会においてより良く生きるためには、このような分野が重要であり、キーワードとなりうる。と言った大きな視点で見てきました。
では、より良く生きるための「個人とその周りの関係性」はどうあれば良いのか、重要なキーワードを抽出しました。
Ver.2.0 個人と個人の関係性篇
個人と個人の関係性を取り巻く環境のあるべき(あってほしい)姿のキーワードを以下の8つにまとめました。一人ひとりがこのような関係性にあることによって、AAR循環が最大限発揮され人生100年社会におけるより良く生きる方法論となります。
AAR
1⼈1⼈がAARであたらしいことを発⾒し、どんどん変化し続ける。
社会は、その個⼈を許容する、緩やかさとグレーゾーンをもつ。
グレー・緩さ
やり直しのきく社会となれば、緩さやグレーゾーンがどんどん広がりAARがしやすくなる社会へと繋がる。
やり直しと再調整・プロセス重視
成果重視からプロセスを重視した社会となると、やり直しのきく社会になる。
人間中心・当事者性・共同責任
⼈間中⼼に⼀緒にやっていき、⽬的達成ではなく、やりながらどんどん変わってくることが⽬的になるように。
当事者性が出てくると、同時に共同責任になり、多能性、いろんなことができるようになってくる。
多能化・多様性
視点が⼀つではない。均質、画⼀、⼀⻫、集団からの変化。発展・発達ではなく、継起・持続。⾷・⾃然との交わり、感性。
和
混沌から何かを⽣み出す⼒。ごちゃまぜ、変化、⽐べられない。
存在の意味・自分と他者・共感・well-being
Well-beingは他者との共感関係の中に⽣まれ、新しい関係や多様性の中で新しい存在の意味を獲得する。
そして⾏い続けていくというのがプロセス重視でもありやり直しの社会と重なっていく。
社会のあり方・生命主義
変化し続けることが⼈⽣のあり⽅、⾃然と社会がうまく調和を取れるような社会のあり⽅
社会は、その個⼈を許容する、緩やかさとグレーゾーンをもつ。
~個人のAAR循環から個人と個人の間に起きるAAR代謝に~
このような環境下でAAR循環を個々人が起こして、別の人に影響し影響されどんどん輪が広がっていく、それが社会全体に広まる。AAR循環からAAR代謝へとなります。